1.22

 

帰り道、ふと目線を上げたら大きな月に顔を覗き込まれていてぎくりとした

 

 

 

というのは誇大表現だけれども、山の木々を透かして見える月は他のどんな月とも違う存在感があると思う

ただ低い位置にある満月よりもずっと大きく見える気がする

 

木々の枝の先までがくっきりと、まさに浮き彫りにされる様子は、照明に当たって背景に映し出される指先の影にも似ている

 

 

 

 

山の端に隠れる度に次はこの辺りから出てくるだろうと見当をつけるけど、全然当たらないのはなぜ…

 

 

 

完全に顔を出した月を眺めていたら、ちょうどその下を電車が駆け抜けてまるで銀河鉄道

 

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……その瞬間に撮ったように思わせてすみません… 間に合わなかったけどどうしても写真撮りたくて10分待ちました……

 

 

小さい黒猫とすれちがう 月と猫はお似合いのモチーフだけど、猫の方は月のことを知っているのかな なんてね

 

 

 

家に入る前、最後にと振り返ったら思ったより高い位置に月が上っていて驚いた

光陰矢の如しという言葉の意味をようやく理解できたような気がする

 

 

 

 

 

朝、向田邦子のエッセイ「夜中の薔薇」をどうしても読みたくなって、遅刻しそうになりながら引っ張り出して読んだのでおそらく彼女風味の文になっております…

 

 

今日の一枚!

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基本家で作業する派なのだけど、こういう機会もうなかなかないだろうな〜とカフェでパワポと原稿つくってみた

 

やはり環境を変えると捗りますね

残り約一週間、がんばるぞ…!

 

 

 

追伸:

さっきふと思い出して軒下に置いてある気温計を覗いてみたら-4℃を指していた、道理で鼻が赤く痛くなったわけだ!