2.23
2時間だけうっすら寝るという若気の至りを実行したあと、閉会前日の東博特別展に向かうというこれまた若気の至りをやってしまった
かなり見応えがあった…
漢字が生まれてからどのように発展して現在私たちが使う「漢字」になっていったか、かなり詳細に解説されていて、漢字についての知識特にないままでもちゃんと楽しめた すごく勉強になった
それにしても現存最古の漢字史料である文字の刻まれた甲骨って日本の書道博物館にあったのですね!?という衝撃
他もほとんどすべてが東博・書道博物館・その他の日本の博物館所蔵のもので、台湾や中国(香港)から借りてきているものは全177点中たったの6点のみ(記述なしのものもかなり多いのだけどそれらはまさか個人蔵…?)
今回のメインである顔真卿の祭姪文稿は台湾の故宮博物院からだった!
唐の玄宗皇帝の作った文・書いた文字を刻んだ石碑、の拓本
ここだけ写真を撮ってもよかった
玄宗皇帝は長恨歌のイメージしかなかったけど、結構好みの字を書くひとだった
祭姪文稿、見るまでに1時間並んだ上かなりあっさりとしか見られなかったのでちょっと残念だったけど、紙本拓本は拓本でありながら細かい筆遣いも伝わってきたしかなりゆっくり見られたのでよかった
草稿であるために感情が生々しく伝わってきた
これまではお経とか、いわゆる「美しい(とされる)字」しか見たことがなかったので感情の発露としての書は新鮮でとても興味深かった、し、感情が伝わって来すぎてちょっと泣いた
今日の一枚、というか今日食べたもの
BECKSのモーニングコスパいいですね… 具沢山ミネストローネとバゲット、コールスローサラダとドリンクで500円!安い!
上野の駅ナカで食べたら目の前が停車場だったのもなんだかお得感があった
待機列並び始めてから第一展示室見終わるまで3時間半立ちっぱなしでさすがに疲れたので休憩…
抹茶ラテ濃くて美味しかった
力尽きて東博内のレストランゆりの木(いかにも博物館の中にありそうなネーミング)にて天丼
ほんとは五目焼きそばが食べたかったけどランチだけだったんだ…
天丼、本当に揚げたてで熱すぎるくらいで美味しかった えびもぷりぷりだし… さすがホテルオークラ系列…
9時間ほぼ立ちっぱなしはさすがに脚がめちゃくちゃ痛くなったけど、いい脚力試し(?)になりました
1.24
ロマンティック・ロシア展、最高でした……
ひと作品ごとに感想を作品リストにみっちり書いてしまった
※今日まじでポエミックモードです注意
私は「祝日」がいちばんすきだった
畑仕事に焼けた腕の内側は存外白くなめらかで
強すぎる夏の日差しを避けても頬は赤く火照ったまま
草に埋もれ そのまま溶けていきそうな
子ども時代を抜け出し乙女へと変わりゆく少女
遠い空を見つめて何を思う?
空へ伸びようとして こうべを垂れたあざみの花
自分もまたあざみそのものであると
絶望の色が混じる瞳は知っているのだ
それでも母に名を呼ばれれば
飛び起きて走って行ってしまうのだろう
あとに残るのは
数え切れないほどの夏と冬をこびりつかせた大地と
からっぽの青空だけ
…これ完全に詩だね…… 詩人って自分の作品見返したりできるのかしら……
今日の一枚
このうつくしさ…
文化村のラウンジ横でひっそり展示されていた