4.14

 

 

やっぱり土日両方引きこもるくらいしないと休んだ気がしない!


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うさぎさんのポットを引き揚げてきたのでさっそくお茶

やはり私は淡い青が好きらしい

 

 

youtubeハウルの動く城ピアノメドレーを聴いたら久しぶりに観たくなり、欲望に忠実なのでさっそく観た

 

たぶん5、6年ぶり?もともとジブリの中で特に好きだったというわけではないこともあり、細かい内容はほとんど覚えていなかった

 

 

 

久しぶりに観ると見え方も感じ方も違うなあとすごく思ったので感想を書いてみる

加藤清史郎くんがめちゃめちゃ可愛かったころに金ローで放映していたのの録画を観たけど、やっぱりCMは無い方がいいね 定期的に我に返っちゃうから…

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こんなかんじで感想書きなぐってた

 

 

まずひとつ

恋愛表現の難しさ

台詞とか今になってしっかり聞いていると相当糖度高いけど、繊細に恋愛が表現されているかと言われたらそうではない、と私は思う

そういえば私はまだ恋のはじまりからおわりにかけての心の機微を掬い上げたような映画や小説をひとつも観たり読んだりしたことがないような気がする

私があまり恋愛ものを見てこなかったというのはありそうだけど、いつのまにかなぜか恋に落ちていてそれに気付く、というところから始まっているものってとても多くない?

あんまり細かく描写すると説明的になると言われるかもしれないけど、文書ならともかく映像ならどうとでもなる気がする 私はその相手に惹かれた理由と経緯が知りたいんだ

というわけで、恋のはじまりが繊細に描かれている映画や小説知っている方いたらぜひ教えてくださーい!

(今思えばCall me by your nameはいい描写だったかも)

 

 

以下感想です!

 

 

 

 

 

 

やはり絵が綺麗

ジブリの背景や色彩が好き

ハウルで言うと特に雲の表現が好き

シーンで言うと引っ越しのところが好き!魔女の宅急便で育ったおかげか内装がとにかく好み… 模様タイルの洗面台とか憧れる

 

 

とにかくハウルの顔がいい

やっぱり私は黒髪派

 

 

マルクルかわいい

神木くん(声)可愛すぎる

マルクルの過去についてはまったく言及ないけどいろいろと抱えてそうだなあ とソフィーへのなつきかたを見ていて思う

 

 

美輪様すごい

すごい。元気ありあまる荒地の魔女から呆けきったお婆ちゃんまで完全に違和感なし

 

 

安田顕大泉洋

冒頭ソフィーをナンパする兵士二人組を安田顕大泉洋が演じているのだけど、安田さんが声すごく良いし当てるのうますぎてこういう俳優さんに声優やってほしいと思った

大泉さんはかかしのカブ役もやっているしとても上手

 

 

「探したよ」の意味ようやく分かった

知識としては知っていたけど、そういうことか!と初めて納得した気がする

 

 

心が幼いハウルと心の老いたソフィー

カルシファーに心臓をあげた子供の頃のままのハウルと、若いのに心が老いているソフィーが鮮やかな対比を見せていますね

 

ところでハウルの、まるで完璧人間のようなのに中身は本当に子供で怖がりですぐ落ち込んだり泣いたりしてでもいざという時は男前なところ本当に最高ですね… これまでハウルについて特に何とも思ってなかったけどよく見たら見えてくるものだね

 

 

人のために生きることを自分で決めたソフィー

これまでは家族のため、長女だから、と自分の意思ではなく環境や成り行きで生きていた

誰かのためという行動原理は変わってはいないけれど、それを自分で決めて自分の意思で一歩踏み出せるようになったのはソフィーにとって大きな成長だと思う

でもやはり城の中でうまくやっていけた(掃除婦、実際は皆の世話係という存在意義を見つけられた)理由である面倒見の良さは明らかにこれまでの経験からきているので、自分の意思で進んでいなくても自分が頑張ってきたことは無駄になることはないんだよというメッセージを感じましたね

ちなみに城は(おそらく)ソフィーが初めて自分から足を踏み入れた場所であって、家を出て城に入るところからソフィーの成長は始まっていたのだなと思う

 

 

言霊とキス

これから起こること、起こそうとしていることをソフィーはすべて、あからさまなほどに声に出している これはやはり言霊信仰のあらわれだと思うなあ

一方で終盤はキスも大きな意味を持っていて 東洋と西洋の融合みたいなものは強く意識されているように感じる

 

 

永遠の謎・ハウルはソフィーのどこに惹かれたのか

これは昔からよくわからなくて、今回も答えは出なかったけどいろいろ思ったことを書き出してみた

まず、正反対の人に惹かれるというのはよく言われることで 前述したように心が幼いハウルと心の老いたソフィーはまさに正反対(ソフィーの心が老いていることはハウルの方だけが知っている)

でもソフィーの心を若返らせるためにハウルは試行錯誤するけど、人のためにはまっすぐなのに自分のことについてはひねくれているソフィーの心を目の当たりにしてがっかりした顔までしているのだ…

 

次に、「初めてひとりの人間として扱ってくれたのがソフィーだった」というこれまたよくあるやつ

みな力か外見かというステータスでしかハウルを見ていない そう考えると 美しくなければ生きている意味がない、とか元に戻れない危険を冒してまで変身し続けるという言動の説明がつく

たしかにソフィーは、魔法の力がすごいから怖がる、とか、顔が綺麗だと言う、というのは(魔法を使ってその反応としてすごい!と言うのはあるけど)ないし、実際叱りつけたりかなり適当に扱ってるシーンもある

 

 

完全なる余談・ハウルの髪とユリオの髪

これは全然内容と関係ないけど最近ユーリオンアイスを観ていたこともあり、ユリオの髪の表現ってハウルの髪の靡き加減を参考にしていそうだなと思った

 

 

 

 

やっぱり二時間近くどーんと何かに没頭するのは大事ですね

今年はひと月に二、三回は映画を観るようにしたいな